Label：Fxck Rxp
Format：2LP (MARBLE)
盤質：NEW ジャケット：NEW
2023
ついにこの一枚がLP化、元々のリリースは2020年。最近出た諸作より以前に制作、と言っても僅かな期間の違いにもかかわらず「The Crashing Sound Of How It Goes」と「Man Plays The Horn」直近2作よりも明らかにヒップホップ度が薄いエクスペリメンタル・ダウンテンポを展開。十八番のクレイジーなサンプリング・コラージュ（カットアップ的グルーヴ皆無）で構築したフリーフォーム・ソウル16曲。相変わらずミニマル/反復による酩酊感は一切作ろうとせず、サンプリング・ソースとなったサウンドの常温感そのままに、じゅわじゅわとしたシューゲイズのような白煙と反面ブラック・コーヒーにミルクを入れて混ざりきらず動いてるところを見せられているようなトリック、シロップのアレ的パープルが統率もなくオートチューンと絡み合うCA節としか言いようがない素晴らしきブラック・ミュージックの進化。決して端正な音楽ではないし高尚系アンビエントな気配も持たない、アメリカの南部にこんな変なことやってる人がいるの勇気出る。
既にB-BOY受け最悪な売れて行き方をしております。んでラストの"Metal Mask"は同郷で先日急逝したGANGSTA BOOの名曲"Love Don't Live"の同ネタRose Royceで着地！アートワークも相変わらず素晴らしい。
A1 Intro
A2 Helmut
Producer – Outside Source
A3 Omega Set
A4 Ryonica
A5 Glass Specs
A6 5 On The HP
A7 Altar Cell
Producer – Outside Source
B1 Of All The Love
B2 Tones Of Ponder
Featuring – $2030M
B3 Destiny
B4 Walk On Gravel
B5 Buy Time
B6 Performative Peoples
Featuring – Outside Source
C1 Interlude
Featuring – Jeanpaulmicrovave
C2 Stalemate
Featuring – Skrewpac
D1 Metal Mask
