Label：self
Format：CDR
盤質：NEW ジャケット：NEW
2024
前回の「Misery」からさほど間も開けず制作意欲のまま没頭し完成させた新作1.6th Album。先日の「SICK」でPhoneheadがSuicideを引き合いに出していたその感覚を嚙み砕き、結果「Misery」よりも聴きやすい仕上がり（だと思うんですけど）に。
当然、ヒップホップを使いたわけた変なものを作っていて（お店としては現行の、特に流行っていないけど流行らないでほしい一部USのサウンドと無自覚に共振してるのも堪らない）、ガタガタ道を進む謎IDMトラップ/ドリルは明らかに鮮度が高く直感的な刺激をくれるし、Hankyovainとの出会いが生んだのかは謎だけどハウシーなジャンク・インスト/IDM"Paper Craft"も面白い。"Promise"と"Pop"ではTakasho Kokuraによるインディー・ロック/エモ/パワーポップにラップを乗せるまでを披露。
ザラついた手触りとしっかりと体温を感じさせてくれる楽曲は、自分への肯定と否定を繰り返し、疾走するも逆走して明日と明後日一緒に見てしまう素敵な癖をさらに肥大化。ブーストするささくれたビット・ノイズにぶつける思いとつぶやきは今作もまた。
20年後にヨーロッパのレーベルからカルト扱いされて発掘リリースされる前に、今聴こうぜ。
-info-
1.6th albumです。
最悪な時に聴くと一番良く聴こえると思います。
seep minutes / 42am
01 party
02 heck
03 and (skit)
04 I HATE UNDERGROUND
05 1up feat. YNG JOE$ 水
06 paper craft (inst)
07 dog
08 desu
09 LED
10 promise - prod. Takasho Kokura
11 cool cat
12 pop - prod. Takasho Kokura
05,10 - mix / 02, 05, 09 - rec. DJ PANASONIC
05 - feat. YNG JOE$ 水
10,12 - prod. Takasho Kokura
other - rec / mix / prod. 42am as seep minutes
design. seep minutes
print. mano screen
trash police 2024
今回の収録曲ではないですが、雰囲気が近いということで9/6からVOYAGE KIDSで始まる展示のMVを貼っておきます。
