Label:Back Woodz Studioz
Format:CD
盤質:NEW ジャケット:NEW
2021
リリース自体は昨年ですがようやくフィジカル化です(LPはdistributionがやらかし入荷不可に...このの怒りをどこへ....)。個人的はSpotifyが粉砕するくらい聴き倒してまして、これはフィジカル・リリース作においての今年のベスト確定です。ARMAND HAMMERのBILLY WOODSとMOOR MOTHERによるデュオ作。MOOR MOTHERの説明は本当に難しく、普段やってるのはエクスペリメンタル・ミュージックと言い切るにも違うし、インダストリアル寄りのハンマービーツもあればストレンジなインディー・トラップとクラウド・ラップにオウテカが混ざったような謎曲作ったり、歌ったり、ラップしたり、ヒップホップというよりサウンド・コラージュでもあり、なんというかMOONDOGがブルーズやってるというか...。自身では「ライオット・ガール・ソング」とも書いてて、それだ!ってなりました。マジでこの店主何言ってんだ感出てると思うし実際今説明に困ってますが、何にせよこの群を抜いた素晴らしいアルバムの衝撃はKAの「Greif Pedegree」に引っ叩かれ方以来。って元々はADULT SWIM企画がきかっけのようで、それってKAもリリースあったじゃん!って納得しつつ、この屈強さやギャングスタ感、モブ・メンタリティなど皆無の二人が、多重のレイヤーがかかったヒップホップ/非ヒップホップ、その狭間の霞みとカオスとシリアスを巻き上げゴースト・ラップを続けるこの聴き応えたるや!ルカーに近いブラック・サイケデリックもありつつ最後まで興奮の止まない生粋のミュータント盤。
強いて言うならMIKE LADDの
コレとか
コレが近いかな。いや、遠い?分からなくなってきた...。ただこれを理解できないが故に「アブストラクト」という言葉に押しこめるのなら、その耳は只の穴なのでAxCx1000回聴かすの刑が妥当。
プロデュースは全く知らないChild Actor, Olof Melander, Willie Green(色々調べましたが調べて行くうちに腑に落ちてきました)ほか、お店的にも嬉しいNAVY BLUE,
PRESERVATION, ALCHEMIST、さらに嬉しいここでMessiah Muzikも参加です。
1 Furies
Producer – Willie Green
2 The Blues Remembers Everything The Country Forgot
Featuring – Wolf Weston
Producer – Willie Green
3 Maroons
Featuring – Amirtha Kidambi, Imani Robinson
Producer – Olof Melander
4 Rapunzal
Producer – Child Actor
5 Arkeology
Featuring – Elucid
Producer – Preservation
6 Blak Forrest
Featuring – Fielded
Producer – Child Actor
7 Gang For A Day
Featuring – Franklin James Fisher
Producer – Steel Tipped Dove
8 Mom's Gold
Producer – Moor Mother
Trumpet – Aquiles Navarro
9 Chimney
Featuring – Mach Hommy
Producer – Messiah Muzik, Steel Tipped Dove
10 Rock Cried
Producer – Olof Melander
11 Scary Hours
Featuring – John Forte
Producer – Preservation
12 Guinness
Producer – Navy Blue
13 Tiberius
Featuring – Elucid
Producer – Child Actor
14 Giraffe Hunts
Producer – The Alchemist
15 Portrait
Featuring – Navy Blue