Label:Fxck Rxp
Format:LP (Black)
盤質:NEW ジャケット:NEW
2020
前作
「Chickenwire」はB-BOY/GIRLよりも、他ジャンルの音楽ファンやエクストリーム・ミュージック好きから支持があったことに店主もニンマリだったサウス・メンフィスはLUKAHのNEW。これは前作同様押さないわけにいきません。初めに断っておくと今作もいわゆる王道の「メンフィス感」は微塵も無し。
前作のミステリアスな空気もありつつ、LUKAHの魅力でもあるもたつきつつ追い掛けてくるようなフロウがメロウ&ウェットなソウル/ゴスペル風トラックの上に滑らかに滑り込んでいく。
アルバム・タイトル通り自身ブラックとしての題材を強く扱う楽曲群(これは店主自身もリリックの理解を深めたいと思います)。
ビートは前作に続きCITIES AVIV、そして自身に加えLIVINにHOLLOWSOL(両者共誰!?)が提供、前述のゴスペル風のネタ使いと隙間がほぼないのではというLUKAHのフロウが、しかし言葉数にしては押しつけがましくもなく展開されていく。
最近SNS上で読んだ記事、グリセルダ隆盛が落ち着き今面白いあの辺とかあの辺の話、その通りなのですがLUKAHはそこですらない誰も喜ばないオルタナティヴを手に入れていて、それが明らかな特別な魅力として好きになる。アートワークも満点。LUKAH最高!
1人1枚まで。
1 He Went Fed
2 Auction
3 Black Cayenne
4 Black Coffins
5 Maroon Floors
6 Ammo/Pearl
7 Shutters
8 Negro Pie
9 Day Dreamin'
10 Virus
11 Spree/Filthy
12 Ghost
13 Sweaters N Summers
14 Black Dragon
15 Black Water
16 Stages