ZENOCIDE / Veronica Puts On Silk

販売価格 1,800円(内税)
在庫数 残り1枚
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Label:MGMD
Format:CD
盤質:NEW
2014

東京にてインダストリアル・ノイズを日々ビルドしているCARRE(ライヴ圧巻!)によるZENOCIDEブートREMIXアルバム到着しました。

Tracks :
01. Deathproof
02. Hang Ova Kill
03. Mars
04. The End
05. Supagorgonizer
06.
07. Q.I.T Gold
08. V1.T.L.
CN : MGMD-002 / 2014

Information :
Veronica Puts On Silkと名付けられた本作は、彼らのギターレス時代のライブ録音がフルで収録されている。その貴重な音源を彼らと多くのライブでコラボレートを重ねてきたCARREが、EMS VCS3や低周波治療器などのアナログ機器を使用し、脳幹に直接響く程までにブーストされたインダストリアル音響に電子変調を施した。ZENOCIDEの2NDアルバムとしてではなく、あくまでもアンオフィシャルなブート盤として、CARRE主宰のMGMD A ORG.よりリリースされる本作は、お互いの表現美学がヴィヴィッドな形で重なりあった、重要なコラボレーション盤ともいえるだろう。

Biography :
ZENOCIDE / ゼノサイド。2004年結成後、ジャンルレスにあらゆる音楽性を取り込む一方、彼らのサウンドは徹底的に”HARDCORE PUNK”であり続ける。DOOM/SLUDGE/CRUST/GRIND… 細分化されたジャンルの全てを内包し、変革を遂げるそのスタイルは”HARDCORE PUNK”というカテゴリーを突き破るというよりも、拡張し続けることにある。2009年、1st CD『ZENOCIDE』(HG-239)をハードコアパンクの名門レーベルHG FACTよりリリース。その後、多くのライブ活動を経て、2012年には、PREPARATION SET(茨城出身のダブバンド)とのスプリット盤として10インチVINYL EPをリリースした。

Comment :
動物の毛が舞っている。青いワンピースの女が敵の目で顔の中心を見てくる。ビニール袋から、灰色の管と、金槌と、ウーロン茶のペットボトルが飛び出ている。車道は黒い車が何台も何台も列をなしていて、巨乳の女がヤバイと言っている。いま、視界には男がいない、色んなタイプの女がゆらゆらと歩いたり、立ち止まっていたりする。明け方か夕方かわからない。口は過剰に乾いている。青いワンピースが12歳の夏の夕方に、突然漂った原因不明の異臭にあてられて狭い路地で気絶したとき、地面に強く打って以来、感覚のない左手の薬指に数日前まではまっていた銀色のリングは、それを購入した男の舌の上で転がされているところだろう。そいつもじき死ぬ。巨乳はいきなり黒い車の一台から飛び出てきた暗い顔をした長髪の男と色白の巨漢に羽交い締めにされて、車中に詰め込まれる。動物のにおいがする。カーテンの隙間から外の景色がのぞいてしまい、アパートの目の前の公園の貧弱で不景気な木だとか土だとか、自然めいた不快なモノを頭に密輸するので、昨晩、窓を黒く塗りつぶしてしまった。だから、今日からは、夜の間、ずっとマスクの変態が立ち尽くしていても、どうだかわからない。しゃがみこんだワンピースが金槌を手に取り、電柱の根元におかれたキャットフードの缶を何度も叩く。野良猫に餌をやるババアのグループが襲われて、一人が死んだ。これも昨夜のことだ。それで、自警団が結成されたのだったが、購入したばかりの警棒や刺激物を噴射するスプレーを自慢気になで回す善良な男たちは、明らかに手元のブツそのものから快感を得ている様子だった。この街にも監視カメラがあるだろうか?マスクで顔を隠した、あるいはトチ狂った顔貌を隠しもしないイカれた犯人の姿は記録されているだろうか?帰ったら市役所に電話して訊ねてみよう、と思う。くだらないので、よそう。車がすべて炎上し、巨乳が下着姿で歩道に飛び出てくる。自警団の黒光りする車はもはやコゲの塊でしかない。青いワンピースの通り魔は、お手製の地雷の効果を見届けると満足した様子で携帯電話を取り出して、ボタンを押す。下着姿の巨乳がタバコをねだるので、一本やった。もう黒い部屋には戻らない。動物のにおいはなくなって、甘すぎる香水とヤニが鼻をつく。文句のつけようのないバストから上昇すること42センチメートル、バニラ色の光沢のある生地が、茶髪を包んでいる。 いまから夜だ。

From E.T. (ENDON)



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seminishukei


GSR


MIDNIGHT MEAL