Label:NAFF
Format:EP/LP
盤質:NEW ジャケット:NEW
2022
「イルビエントのリバイバルが起こっている?のか?」という話はまことしやかにレコード屋店主同士レベルで話されており、先日も中古盤としてWSのタイトルを出したときに改めて感じた、フォンクや今のダウンテンポの解釈はある角度ではレイト90's〜アーリー00'sのそれに近いのでは?という思いに対してその解答なのかも(と思いたいのです...!)。
正直トラックメイカーさんは全く存じ上げません、リミキサー陣のみ名前だけ聞いたことあるレベルですがこれは興奮。
SENSATIONALは既にMADTEOとの共作も以前出ていたので経緯としての驚きはないのですが、本作質がやはり凄いことに。UKベース界隈など現行色々経た良質なダンスミュージック・クリエイターのダウンテンポ化は肌感覚で感じておりましたが、割と露骨なイルビエントと差し込まれるクルックリン感、わら半紙をちぎるような質感とダンスホール的なエッセンスもたまりません。どれも本当に痺れる曲が並びますが、個人的には"You Should Know Me Like That"のオリジナルVer.シンプルな作りとドラムの鳴りにアイソレーショニストを見ました(そういえばAPCもWSから出てる)。
ラップとしての側面から見てもセンセーショナル本人はずっとこのままですが、KAやマルシ以降のドラムにオンで意識しない(マンブルとはまた別の)フロウがトレンドになった今の流れを見ると、むしろセンセーショナルが既に仕上がっていた、と膝から崩れ落ちる思いです。そしてKAのミキシング・エンジニアを現在はスコッティー・ハードがやっているということを見てもその共振は必然だったのかもしれない....。嗚呼興奮...。
A1 Fancy Shit
A2 Freak Like This (Vocal)
A3 You Don't Know Me Like That
A4 The Flame
A5 Untitled
B1 The Flame (Low Jack Remix)
B2 You Don't Know Me Like That (J.Albert Remix)
B3 You Don't Know Me Like That (Maara Remix)
B4 Freak Like This (Instrumental)