Label： FXCK RXP
Format：CD
盤質：NEW ジャケット：NEW
2022
PETER TOSHと同タイトルを冠した新作がFxck Rxpよりリリース。
いきなり抽象的で申し訳ないけど、常連さんとも話をしててこの人かなり化けたというか頭一つ抜けたというか、ラップに説得力が増したのがビンビン、前半を聴くだけでも明確に受け取ることができます。元々盟友フューチャーウェーヴの作る90'sビートの上でハイトーンなヤンキー・フロウを持ち味として発揮してきましたが、スピットとスキルはさらにアグレッシヴにパワフルになり、複雑なライムやバリエーションも持ってるけど基本に忠実なスキルを実践するその持ち味は、マンブル風/グリセルダ風かの二択の引き出し勝負が散見する中むしろ新鮮だし、それを自身でも理解して振り切ったところの良さは抗えないです。90'sだから20'sだからという二元論でヒップホップを見るダサさは既にオワコン価値観ですが、間違いなく「ドープ」の良さをピュアに示した一枚だと思います。方々もはや「ドリルも飽きた/グリセルダも飽きた」と聴きますが、結局芯のある作品は10年後の奮いに残るわけなので、こういう忠実な良いヒップホップは評価されるべきだと思います。世界的なトレンドである和モノネタも交え飽きさせずに引きずり込む14trk。ビートには当然FUTUREWAVEはじめ、Vic Grimes, GIALLO POINT, Phybaoptikzなどを起用。
客演陣とのコントラストの付け方も見事です。
CD/LPともに入荷。
1.
Change of Pace
2.
Cartel Wheels featuring ETO
3.
Rag Top Porsches
4.
Don Sonzarelli
5.
Eighty Nine
6.
Sugar Cubes
7.
Voodoo Lady featuring ESTEE NACK
8.
Born Alone
9.
Heel Kick
10.
Hot Pursuit
11.
Curry Tripe
12.
The Dead Don
13.
Man Power
14.
When We Were Broke featuring RASPY
