Label: Griselda / Black Soprano Family
Format: CD
盤質:EX ジャケット:EX
2020
下記新譜入荷時コメント。
これまでのグリセルダ関連の中でも明らかに群を抜いていた1枚、オリジナルはdaupe!からのLPでしたが、2年の時を経て今回自身のBSFよりCDリリース。物凄く乱暴に言うと、この一枚(2018年)辺りがアンダーグラウンドとしてのグリセルダにおけるピーク(今はより大きな手札を切って進んでて、もちろんヒップホップ・ドリームを追うならばそうあるべき)でしょう。バッファロー・ヒップホップの頂点だなと思う作品は初期タイトルに個人的にも何枚かありますが、2017年から現在以降に突出したのは確実にこれ。ALCHEMIST、そしてほぼ全てを手掛けたDARINGERによるクイーンズ/ブルックリンを昇華したロウBPM=バッファロー・ヒップホップ、それを見事に完成させ、BENNYのマフィアン・ラップが危険極まりないくぐもったサウンドの中で逞しくスピットしていく様。タイミング、アートワーク、PV、など全てが狙い撃ちで合致した、大きくいうとイルマティックのような作品。フォロワーを大量に産みだすと同時に、そのほとんどを蹴散らしてしまう痛快さはそれ自体が説得力。ラグドでハイブリッド、タフェストな愛。これは名盤。
1.
Babs
2.
Goodnight
3.
Scarface vs Sosa
4.
Rubbed Bands & Weight
5.
Fast Eddie
6.
Broken Bottles
7.
Echo Long Ft Westside Gunn & Meyhem Lauren
8.
97' Hov
9.
Joe Pesci 38
10.
Who Are You Ft Royce 5' 9"
11.
Fifty One ft Westside Gunn
12.
Rick
13.
Langfield
14.
All 70 ft Conway