ONE-LAW - 1980

販売価格 1,296円(内税)

SOLD OUT
Label:FELLOWZ
Format:CD
盤質:NEW
2014

初めてONE-LAWのDJを見たのは、パソコンの画面、DOMMUNE。 そこには自分の中でのひとつの理想的なスタイル、が絶対真似はできないその部分での極北に位置する素晴らしいプレイでソウルミュージックを鳴らしていた。 それまでそう言ったソウルをプレイしてるDJは何度も何人も見てきたが、意味が違った。 厚みというか。熱量とかそういうのではなくて、厚み。 「街」の中の生活者、そのソウルの見事に体現してくれていて、こんなDJいるのか、と驚いた。 その後リリースとなった「Misty The Sound Crack」そしてSTARRBURSTとのSPLIT MIXはさらにONE-LAWの存在を確固たる位置に押し上げ、そして今回のMIXCD「1980」。
ONE-LAWがDJにおいて可視化させた景色に対し、震えるほど筋を通した圧巻のストーリー。
凄い....。

-WDsounds Comment-
1980よりONE-LAWはSOULを繋いで行く。その音は縦横無尽に部屋の中を、道路上を、BARやCLUBの中を、どこかからどこかまで、その人の中をも自由に繋いで行く。聴いてる内に、気付くとどこかの街にいる様な、そこで流れる映画や映像の中にいる様な錯覚に陥る。ONE-LAWが流すGANGSTA SOULは時にPSYCHEDELICな絵を見せてくれる。そこが現実だと言うことを気付かせてくれながら。

-info-
これは、深いソウルを湛えたMIXだ。酔って、そしてまた酔って、浸るだけだ。音に身をあずけていれば、どこまでも溺れられる。ふと、愛と刹那と……これま で味わった苦い裏切りを思い出すかもしれない。ONE-LAWという、新宿・歌舞伎町生まれ中野育ちの、深い夜の闇を知り尽くしているであろうDJがここ で鳴らしているのは、ソウル・ミュージックとロックンロールとファンクのドロドロの底なしの沼だ。悲しく、切なく、狂おしい音の物語だ。DJラシャド、ア リシア・キーズ、アイズレー・ブラザーズ、SEEDAのあの音がゆっくりと、ロックの氷が溶けるようなスピードで流れていく。ジャズも聴こえてくる。 ONE-LAWは、溢れんばかりの叙情で“黒さ”を再定義しているように思える。僕は不思議なことに、Oneohtrix Point Neverという名で知られるアンビエントの電子音楽家が、音楽ウェブ・マガジン「XLR8R」にアップした約2時間のミックスとの同時代性を強く感じた。ONE-LAWはわたしたちを深い酔いに誘ってくれる。(二木信)


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