Label:NEXT
Format:LP
盤質:NEW ジャケット:NEW
2021
2018年、ストリーミングにて話題をさらった一枚がようやくLP化。これは待った人も多いのでは。生前のプロディジーとのユナイトからMUGGS, PETE ROCK, ETOや38SPESHとのコラボレートなど、プレイヤーヘイターも多いシーンの中で動くことが一番クールというベーシックを止めずにアピールするのもスキル、その多作なリリースで着実にその存在感を増してしましたが、こちらはそのスタイルを最も忠実に示した一枚。少し枯れた声色で前のめりな食って掛かるビースト・ラップはやはりNYのくぐもったビートがよく似合う。三拍子やマンブルの対極にあるそのやかましいフロウは、しかしやはりFLEE LORDがそこでラップをしているという爪痕を残し、ETOの「ビューティー・オブ・イット」を聞いた時も思いましたが、まるで今現在の視点で「ヘル・オン・アース」に照準を定めているような作風はやはり見事なものだと思います。今の盛り上がったシーンの中で、さらにいよいよ10番煎じくらいまで出てくる中でゲームの中で生き残るのはこういう基本に忠実なものかもしれないな、と思いました。個人的にはコンウェイ参加の"Gave My Dawg Bands"が推し!
A1. Garcias (Ascension Theme)
A2. Aretha (feat. G MiMs & LBS)
A3. Ali
A4. Presidents
A5. On The Block
B1. I Shot Ya Part II (feat. Kyah Baby, Keen Street's, M City, Reef Hustle & Block)
B2. Filet N Garlic
B3. One of These Days (feat. Guap Sinatra & Bandz Dinero)
B4. Why Don’t You