NAFFI SANDWITCH - Hoochie Pooch/Space Alligator: Freddie Viaduct at Naffi H.Q., 1979-83

販売価格 0円(内税)

SOLD OUT
Label:EM
Format:LP
盤質:EXジャケット:EX
2013

同じくEMより再発となっていたBRENDA RAYの立て続けリリースの中でも、特にローファイでジャンク、ポストパンクとダブのイレギュラー感が歪みまくった次元で成立している驚き、最高ですね。



以下レーベルオフィシャルinfo-
ブレンダ・レイ『D'Ya Hear Me!』の続編そして最終リリース。ブレンダ在籍のポストパンク・バンド、ナッフィー・サンドイッチの活動をコンパイルしての異形インスト・サイケデリック・レゲエ・ダブ・ファンク激辛コレクション。こりゃなんじゃー!!

世界的に評判となった『D'Ya Hear Me!』(EM1108CD/LP)は、ブレンダ・レイのナッフィー時代のヴォーカル曲とリーダー録音を集めたキャッチーな内容(なんかね?)だったが、今回の『フーチー・プーチ/宇宙ワニ』は再初期のトリオ時代、ナッフィー・サンドイッチを名乗った音源と、ブレンダの相棒でもうひとりのナッフィー、フレディー・ヴィアダクトのリーダー作をコンパイルした、より強烈濃厚な内容。『D'Ya Hear Me!』と本作『フーチー・プーチ/宇宙ワニ』でナッフィーの陰陽が補完される。

このナッフィー・サンドイッチは、70年代の英ジャズ・シーンにいた3人のミュージシャンが、より高い次元で創作性を解き放つため(思い付いたことを即実行する)ルール無用ぶっつけ本番の「録音ユニット」だった。時代的にはヨーロッパでフリージャズ/エレクトリック/フリーインプロが盛んで、レゲエが英で台頭した時期でもあり、特にレゲエのダブのアルバムの出会いがナッフィーの音に大きく作用した。また、彼らは出自がジャズであり、ロック・ミュージシャンでなかった点が重要。

マンチェスターとリバプールの間にある小さな街で、週末に集っては怪しい新発明アイデアを互いに披露し、ゲラゲラ笑いながら誰に聴かせるでもなく録っていたという作品群。今も凄まじく衝撃的だ。粗悪なLSDを食ったアシッドサイケ・バンドのダブ・インストのような表題曲「フーチー・プーチ」、エルヴィスがリー・ペリーのブラックアークで録ったのか?「スペース・アリゲーター」など、なんだかよく分からない録音ばかりが集まった。

彼らが残したのは激レアな5種類の手製カセットと7インチ・シングル2枚、活動の締めにまとめたLPだけ。この音源をメンバーのアーカイブから引き上げ、未発表長尺版、未発表曲など掘り起こして臨んだナッフィー・サンドイッチ集大成。ポストパンク魂で溢れるこのコレクション、今こうして手に入る事を喜びんましょう。
(カバー絵は武末亮画伯)

1 Intro Naffi
2 Hoochie Pooch
3 Slice One
4 Tara-La
5 Skank Rank
6 We Are Willing
7 The Hutch
8 Slop It
9 On This Occasion
10 New Chinese Funk
11 Space Alligator
12 Toxteth Train Time
13 Slow Train To Viaductsville
14 Watch Them
15 I Don't Understand
16 Naffi Dread
17 More Like Beans
18 Yes, I'll Take You Home
19 Don't Forget


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