Label:CRF
Format:CD
盤質:EX ジャケット:EX
2021
-info-
DJとしてここ数年リリースしたMIXCDの数々、
大阪は元より各地へインパクトを残す歩みと共に
2021年ビート・アルバムをリリース
MIX制作の裏で少しずつソースとなる
レコードを買い集めビート制作を開始
当初のTORTUREでしかないビートも短期間のうちに様々なスタイルを獲得し、各種キメラの繁殖に成功、のちSCUMの頂に666秒で到達。
RZAの持つシャオリン・ファンク、
イルビエントとQBから産まれた逆児、
PPUのダウンテンポ・ブギーのジャンク感にメランコリック/メロウ・チューンまでを繰り出すそのレンジ
意外とも取れるそのカラフルな仕上がりは、
日常と非日常が裏返った世界に狂気と純粋を
問いかけるClockwork Orange
MICHIOSHKA (EBBTIDE RECORDS)
『Midnight Witness』(2017),『Candy Eyeball』(2018),『Heads or Tails』(2019),『Outta Control』(2020),『Nowhere』(2020)
といった今なお色あせない傑作MIX CDを発表し、DJとしてのみならず今作ではMPCを武器に異色の衝撃ビートを刻んだアルバムがドロップされる!
聴いた感想だが、今作も凄い。いや何とも凄い。
全く言葉を失ってしまった。
クロノス・フェーダーは音楽を超えた何かを産み出したのだ。
それは全く別の自然な力のように思えた。
重要なのは今後ではなく、常に〈いま〉である筈と再確認した!
いまクロノス・フェーダーが刺激的だ。
それで十分だろう。
DR.BUTCHER a.k.a HANOCHI from 6 FEET DEEP(FEROCIOUS X/CRONOSFADER BARMY ARMY)
CRONOSFADERのidea/Samplingが産む不協和音
歪んだ時空の中から漏れ聞こえるBLUES
烏合の衆の隣を走り抜ける虎狼のブレインダンス
It’s Just Begun.
-CE$-
イントロからアウトロまで、並べられた21個のビート。トレンドではなく、その時々の空気やムードを切り取るのことに非常に長けたDJだなぁと以前から思っていましたが、初のビート・アルバムでも同じように感じました。性に合ったものというのがしっかりとあって、常に頭の中でシャッターがきれてるんだと。そのストックの中からビートに置き換えられ時に大胆に時に潔くスムースに、そして大事につけられる起承転結。月並みですが、徐々に引き込まれて聴き終えたときには、胸をすっと撫でおろされたような感覚でした。流れ続けていますね。時間を共有してきた人は勿論、そうでない人の琴線にもきっと触れるであろう素晴らしい作品。
同時リリースの新しいミックスも磨かれてきたこれまでのDJスタイルの延長線上に見事に色々なジャンルの曲を乗せまとめためちゃくちゃCRONOSFADERらしい作品で、素敵なカバーなんかも入った色気のある最高な1枚です。
YUGE (SEASON OFF)
CRONOSFADER / It's just begun
都会に漂う、凍てついた空気が蔓延した氷の世界と、今にも気が狂ってしまいそうな、精神異常の世界。
そこに、ほんの僅かな慈悲の心を感じさせる暖かみ。
それらを煮詰め切った先には、聖なる山がそびえ立つ。
サイコパシックな音の波。
恐怖を感じさせてくれる音楽は、記憶に残る。
ライヒもライリーも恐怖だ。
ひたすら繰り返すことは、恐怖を生み出す。
恐怖は、行動を生み出すのだ。
-Dagdrøm-