LLOYD BANKS - The Course Of The Inevitable

販売価格 5,590円(内税)
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Label:TUFF KONG
Format:2LP
盤質:NEW ジャケット:NEW
2022

2021年ウェルカム・バック的作品と言えるでしょう、色々ありましたから...。それだけにこのひたすら地味なこのアルバムの深さは称えられるものだと思います。ストリート・アルバムやミックステープ・アルバムを抜くと相当久々な印象の本作。サブスク・リリースされすぐに聴き一周目からぶっ飛ばされました。前述通りただただ地味、キラー感が一切なく、しかし元々ラップの巧さ、揺らぎと安定感を縫うようなラップ、繊細な世界はかねてからこの人を聴く意味として持っていましたが、メンタル的に挫けたりを繰り返したからこそ結構骨頂的な作品が出来てしまったというのは皮肉な話。今をときめくグリセルダ勢からの客演ラブコールも早いものだったと記憶していますが、そういうオラついた世界が無いとは言えませんが、G-UNITのあのサウンドをリビルドし、以前あったサグを削ぎ、現在の自身の奢らない目線を注いだような心地。 マルシとのアブストラクトな"Early Exit"や心地よくループする"Break Me Down"、リリックが気になるタイトル"Pain Pressure Paranoia"、スキットなしで送る圧巻の18曲。ボリュームもですが楽曲の聴きごたえが凄い、レコード・リリースされてもそんな騒がれてないけどこういうのはちゃんと名盤として評価されるべきだと思います。



A1. Propane
A2. Sidewalks
A3. Empathy (feat. Freddie Gibbs)
A4. Early Exit (feat. Roc Marciano)
A5. Formaldehyde (feat. Benny The Butcher)
B1. Death By Design
B2. Food (feat. Styles P)
B3. Crown
B4. Falsified (feat. Ransom)
C1. Break Me Down
C2. Commitment
C3. Pain Pressure Paranoia
C4. Stranger Things
C5. Drop 5
D1. Panic (feat. Sy Ari Da Kid)
D2. Smoke and Mirrors
D3. Dishonorable Discharge (feat. Vado)
D4. C O T I


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