Label:CRF
Format:CD
盤質:NEW
2020
筋を通すことと既存を振り払い更新を同時に出来るのが理想、それを常に自分に課せるハードワーカークロノスフェーダーのnew mix、当然レコメンド!仲間達のコメントも絶対全部読んで!
10/28発売。
-info-
曰く付きの楽曲“Bitter Sweet Symphony”から、
不屈のボクサーのテーマ“魂の闘い”で幕を開ける、日々の戦いのMIXCD。
CRONOSFADERはタフでアッパーな側面がフィーチャーされがちな人間だが、
今回の作品では彼の内面にある葛藤や怒りが内包されているように感じる。
時折差し込まれる彼自身のオリジナルトラックにもそれは介在し、
全体のテンションを上手く抑え込むような役目を果たしている。
勿論、彼の特徴である新旧STRAIGHT UPなHIPHOPが中心にはあるものの、
トラックリストの通り、NA-KEL SMITH,NAVY BLUE(feat.KA)等のUNDERGROUNDという言葉では括る事の出来ない「今」の楽曲と、
DJ SPOOKYが同軸に存在するという、
彼の短く無いキャリアを感じさせる内容となっている。
オリジナルトラック「NOWHERE」にはWORD$OUNDの空気を感じ取らざるを得ないし。
ずっと言ってるけど、HIPHOPリスナー以外にも是非聴いてみて欲しいなといつも思う。
HIPHOPリスナーには新しい音楽に触れるきっかけになって欲しいと思う。
最後の曲なんて難波BEARSでLIVE RECされたDOPEセッションだよ!
-CE$-
序章から自由な世界の住人、
猛者クロノスフェーダーの狂気の高笑いからドグマ(謎)とトリックと実験的な爆発が交差し夢幻の迷宮世界へと引きずりこんでいく。
掃き溜めに鶴と言うべき世界観の凄さに圧倒されてる間に魂の闘いを経て自身のトラックであり、今作の最重要曲である
CRONOSFADER/ATMOSPHAREが鳴り響く。
レボルーション・フロントの夜明けだ!
今作"NOWHERE"はNO WHEREとNOW HEREのダブルミーニングだと伝えられて何のことやら理解出来なかったが知らず知らずの内に脳裏に焼きつき洗脳され、支配されるがままになってしまった。
ラストナンバーではMANDOMをも名乗りクロノスフェーダーは遂に究極の快楽を発見した!
正真正銘の〈禁断の音楽〉であり、インモラル・スキャンダラス・シットが遂に解禁される!!!
DR.BUTCHER a.k.a HANOCHI from 6 FEET DEEP(FEROCIOUS X/CRONOSFADER BARMY ARMY)
前回の『OUTTA CONTROL』から地続きに繋がる世界。腹の中にある意識は、内に留まり、また一歩新たに踏み出したようです。 跡追い迎合ではなく敬意を持ち進むストーリー。2020年2作目ベストなタイミング。また蹴破りましたね。素晴らしいです。
YUGE (SEASON OFF)
ヴァーヴ"Bitter Sweet Symphony"のイントロ使いに驚きつつ、これまでに無いシンフォニックでベルヴェットな肌触りで幕を開ける。
CANDY EYE BALLのような赤黒い刺々しさは健在ながらもドリーミーなトラップを、しかしバンガーとしてハメこみ続ける。
ブースでの佇まい通りのストリクトリーは常に更新しつつここ数年に無いサスペンドした趣きもまたCRFのスキル。
十八番である泥水を啜ってるのようなミックスであることには変わりないけど、NA-KEL SMITH→NAVY BLUEがミックスされる瞬間光みたいなものが見え隠れするのは気のせい?
コロナ禍で皆それぞれ居場所を探し続ける中で自覚するNOWHERE。ここでは無い何処かと、今ここに居る意味。
MICHIOSHKA