Label:DOGEAR RECORDS
Format:LP
盤質:NEW
2016
2007年にリリースされていた、SEEDA vs 16FLIP「Roots & Buds」インスト盤が、CDに続きLPでもリリース。
2000年代後半ってヒップホップの特別な色がある時代で、その当時のUS新譜をチェックしていた人にはあの頃の感覚が如何に瑞々しいかが伝わると思う(もちろん今も素晴らしいけど、思えば独特な時期だったってこと)。次のムーヴメントなんて意図せずに、16FLIPが自身で叩いたそのビートには、2016年の今聴いても確実に捉えた心があるのが一聴して感じる。使い古された「ロウ」や「ラフ」ではなく、路上叩き上げのこのビート感。
もしかするとジャパニーズ・ヒップホップが好きな人はインストゥルメンタルで聴く習慣がないかもしれないけど、だとしたらこの一枚で是非ともビートに痺れるって感覚を見つけて欲しいなと思います。